2009年5月4日月曜日

RRシルバースパーⅡ コンプレッサー不動




本日は、先月にオーダーしていました、AMG S600Lのグローブボックス用のレザーの引き取りも兼ねて、かねてからの懸念材料であった、シルバースパーⅡのエアコンのガス漏れの処置を行うべく、イエローハット横浜港南に行ってまいりました。このお店は、私の自宅からもっとも近い自動車用品の量販店で、なかなか頼りになるお店であります。


四月までは、エアコンガスの補充や真空引き&ガスクリーニングのキャンペーン価格、3500円くらいと、中々のお値打ち価格でしたが、五月からは、通常料金になっていました。

最近のエアコンガスの入れ方は、随分と進化しているなあと感心しました。昔は、コンプレッサーが回らなければ、ガスが入りませんでしたので、エンジンをかけて、エアコンを最強にして、職人が勘で入れていましたが、今ではまず機械で、エアコンの真空挽きと、ガスのリサイクルを行い、その後、必要なガスの量を自動計算してくれるので、機械にガスをセットするだけで、作業は終了します。

作業開始後、順調にガスが入っていくようです。これでひと安心と、思っていたら、そうは問屋がおろしません。ガスは入ったものの、コンプレッサーが回りません。ガスが十分に入ってきたなら、コンプレッサーは回るはずなので、スイッチの不具合か、電装系の不具合の可能性が高いと思われます。

簡単に直ればよいのですが、、、

帰りの道すがら、フロントガラスとダッシュボードの間で、干渉しているらしく、悪路では「バキッ」という、非常に嫌な音がします。運転して、熱が回ってきたら、このような音が出るので、どうにも防ぎようがないのですが、簡便な解決策として、ガラスとダッシュの隙間あたりに、何らかの詰め物をしてみて、ごまかしてみたいと思います。

このシルバースパーⅡは、もっとも乗らない車になってしまいましたが、たまに乗ると、流石はロールスです。高級な乗り味は、今でも顕在。。それを台無しにする、このダッシボードからの異音は、早急に解決しなければ、いけないなと痛感しています。

先月の、ベントレーのエアコントラブルですが、最悪エバポレーターの交換まで覚悟していましたが、単純な作業ミスから発生したガスリークでした。このように、エアコンのトラブルというのは、直しても次から次に出てくるものなので、もし不具合が出たら、気合いを入れて、全交換するくらいのほうが、かえって安上がりだと思います。しかし、そのときには、あまりの請求額の大きさに腰を抜かしてしまうので、なるべく安くという方向性が、過ちのもとなのです。


しかし!!さすがはRR&B、なんせ部品が高いです。たとえば、エバポレーター、 コーンスで18万くらい、英国から輸入する
と、7万円+運賃が発生します。まあ、純正の半分ですね。でも、ベンツでも、それくらいしたように思いますが、ヤフオクで調べてみると、、、、、驚くことに、ヤフオクでは、W140のエバポ&エキパン(OEMの新品部品)が、1万円ポッキリで出品されていたり、あの時代のベンツの維持費も安くなったものだなあとしみじみ思います。RR&Bは、需要が少ないので、このような話はありません。

ちなみに、二年前、エアコンの高圧ホースがパンクしてしまい、そこからACガスがリークして修理した時の事。いろいろと調べた挙句に、最後に、愛知県の刈谷の業者に送って、日本製の部品で再生してもらい、コーンズ価格では13万のところ、なんと13000円で済んだという、わが、外車人生の中でも、ホームラン級のお徳整備の経験があります。

私がこの経験から学んだことは、部品は海外、国内、中古など、どこからでも調達できるし、もし駄目でも、専門業者で、リビルドも可能であるということ。

その際には、向こうは大量発注のプロ相手の職人ですから、交渉も十分に気をつけ、個人の小さな注文で、相手の仕事の邪魔をしないように、気をつけなければなりません。そのあたりに注意すれば、期待以上の、気合の入ったいい仕事をしてくれます。

今回のRRのスイッチの件は、電装業者に直接持ち込んで、リペアしてもらうことにします。

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