2008年10月6日月曜日

シリーズⅢ W6の専門店 バランスを見学する

4日の土曜日は、横浜の元町のあたりに行く用事があり、600SLで行ったのですが、駐車場に入れて、ソフトトップを畳もうとしたところ、途中で止まってしまいます。何度かトライしましたが、ダメ。原因は右のパワーウインドウのヒューズ切れです。それと、右のブレーキ・ランプの球も切れてしまいました。

それで、帰りに、港北インター近くのオートプライドに行って、作業中のベントレーの板金塗装を見てきました。まだ仕上げの前でしたが、懸念であったコーチラインも上手に再現してあり、満足のいく仕上がりになっていました。
職人さんいわく、多分、英国の工場では、熟練の職人が、筆で一気にラインを引いていたと思われるが、それが出来る職人は日本には数少なく、コストもかかる。

今回は、まずはボディ色を塗装をした上に、コーチラインの部分にややはみ出すような形で、コーチラインの赤い色を塗り、それが乾いたあとに、コンパウンドで研磨して塗装面を面一にしする。そして、その上に、コーチラインとして、細いマスキングテープを貼って、再度ボディ色を上から塗装し、乾いたのちにマスキングテープをはがすとコーチラインが浮かび上がるという手法を取ったとのこと。

当然、乾いたあとに、マスキングの段差をなくすために、再度研磨して面一にしてから、クリアーをかけて完成らしい。元がラッカー塗料でもあり、普通の作業よりも、かなりの時間と手間がかかっているにもかかわらず、見積もりは極めて良心的な金額でした。ここの作業レベルの高さと、良心的な代金は、皆様にもお勧めできるレベルです。工場も、増設されて、作業は速くなりました。板金工場はそんなに混んでいません。
600SLのヒューズと、ブレーキ球の交換を済ませ、港北インターに乗ろうとする途中に、極上のシリーズ�のW6の専門店である、「
ランス」を発見しました

元は、町田にあったお店ですが、遠いのと、そのあまりにも高額なプライスに、一生御縁はなかろうと、見学もしたことはなかったのですが、思わず冷やかしで入ってしまいました。中には、数代のW6が展示されており、どれもが素晴らしいコンディション。400万円台のプライスですが、一年、6000kmの保証がつくようです。


私にとっては、シリーズⅢ
のW6は、もう縁のない車だと思っていましたが、その流麗なスタイル、あの独特の乗り味、あのエンジンフィーリング、、
私の中で、忘れていた感情が蘇ってきました。

お店の方もとても親切で、最後にお土産に、雑誌のコピーと、オリジナルCDを頂きました。なんだか、心温まるひと時でした。



2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

試乗はされましたか?
確かにバランスの車はきれいですが、走らせるとちょっとねという意見を聞きます。伝聞情報で、私も確認したわけではありませんが。
私のDD6は、バランスの店頭価格の1/5ほどで入手しましたが、コンディションは劣りませんし、エンジン、AT、サスペンション、AC等々も問題ありません。
本来、DD6の相場はこの程度じゃないですか。もちろん、パーツも高価ですし、構造も凝っていて整備性も悪いですから、コンディションをよくするのに費用がかかるのは当然です。
ただ、もともとちゃんと維持されてきたDD6なら、そんな価格にはならないと思います(どんな車でもそうでしょうが)。

Felipe 四世 さんのコメント...

Lion de Belle Foret さん。
はじめまして。コメントいただき誠にありがとうございます。

バランスは、ただの冷やかしですので、このお店で購入するような胆力、および財力などは当方にはございません。

確かに、DD6のオークションの業販価格は、優良個体でもほぼ80万以下ですので、あたりを引けば、まあまあのランニングコストでメンテが可能かと思います。
まあ、そんなこともお任せしたいという方にとっては、いいお店ではないかと思いますね。

また、お暇な時にはコメントくださいね。