2008年5月3日土曜日

ロシアよりガスをこめて From Russia with Oil & Gas

007リーズの中でもしどれか一つを選べと言われたならば、多くのファンは、第二作「ロシアより愛をこめて」(原題From Russia With Love)を選ぶでしょう。この映画が公開されたのは1964年で、東京オリンピック開催、ビートルズ来日と日本の高度成長の象徴のような年です。この「ロシアより、、」で、世界的な007のブームが生まれ、現在まで21作が作られています。 昨年公開された「007・カジノロワイヤル」は、原作に忠実に製作され、好評を博しましたね。
かつて、ジェームス・ボンドは、原作の小説とは違い、映画では、世界をまたに駆けるプレイボーイとして限りなく偶像化されていました。特に、初代ボンド役のショーン・コネリーの刷り込みは大きく、以後のボンド役の役者はほぼ全員、コネリーの呪縛から逃れられなかったように思います。しかし、「007・カジノロワイヤル」は、原作に忠実なタフなボンド像を描く事に成功しており、また新たな境地を開いたように思います。近年の、007シリーズの凋落の原因は、S・コネリーのボンド役の降板だけではなく、90年代からの冷戦構造の崩壊という、壮大な舞台を失った事と無関係ではないでしょう。

しかし、今や米国のパワーが相対的に低下し、経済では中国やインドが、そしてロシアは、豊富な天然資源を国家戦略として大国として復活しました。このユーラシアの地政学的なバランス・オ・パワーの変化を背景に、再びロシアは、国際政治の主役へとカムバックしてきたようです。
ロシアは原油の生産では世界一位であり、 世界の天然ガス埋蔵量の27%を保有する資源大国です。EUのガス需要の35%を満たし、次はガス需給の逼迫(ひっぱく)が予想される中国やインド、そして米国にも照準を定め、おととし、初めて液化天然ガス(LNG)を輸出し、資源外交を活発化させています。そのロシアの国策企業の要となるのが、全世界の23%のガスを製造し、全世界の埋蔵量の38%を保有するのが、ガスプロムです。

ガスプロムは、時価総額30兆円を超す超巨大企業。そのガスプロム会長こそが、プーチンの後を継ぐ次期大統領、ドミトリー・アナトリエヴィッチ・メドヴェージェフなのだー!!1965年生まれの42歳、、、企業では係長か、課長クラスだよ。 もちろん、プーチンの院政は当分続くが、彼も只者ではないだろうね。みるからに、賢そうな顔してるよね。
前置きは長いのだが、こちらのガス問題として、、、 小生の保有する、ガラクタ二台に、エアコンのガス漏れが襲ったのです。外車のガス漏れといえば、かつては、30万から50万コースの修理代金を請求されるという怖い代物だった。果たして、無事に直るのでしょうか?
先週の日曜日は、藤沢の辻堂の駅の近くのオート新町に、600SLのエアコンのガスリークの修理に行ってきました。ここは、土日も開いていますし、受付のみではなく、修理も可能。ボッシュの代理店もやっているし、ノウハウも豊富です。創業から30年以上も、第一線でやってきたというのは、すごい事です。

R129のエアコンは、昨年だけで二回も、違う工場で修理を依頼しています。一件目は、原因不明のガス漏れとの診断→施行せず、二件目は、とりあえず蛍光剤とガスを入れたら、漏れていないとの診断でしたが、二ヶ月でやっぱりガスが空になりました。今回は、三度目の正直で、定評のあるオート新町さんで、ACストップ・リークという、ガス漏れを止めるシール剤を注入し、ホース内の隙間を塞いで、ガス漏れをとめるという作業を依頼しました。

真空引き後、ACストップ・リークを注入、およそ2時間で作業終了。今のところ寒いぐらいにギンギンに冷えています。ついでに、ASRスイッチの点灯の診断をお願いしましたが、テスターでチェックしたところ、ハイドリックのコンピューターに異常があるらしく、「一応、エラーをキャンセルしておきましたが、もう一度点灯したら、高額な修理になるかもしれません」との事。その後、夕食のために外出したら、なんとASRのスイッチが点灯していません。多分これは偶然で、また点灯すると思いますが、なんだかうれしいものです。(今のところも異常なし)

これで、600SLは、キーレスエントリーのユニットを紛失しただけで、後はほとんど合格レベルまで、持っていく事が出来ました。GWは、600SLとロールスに富士通テンの1DINNAVIを装着して、AVONが日本に到着したので、ロールスのタイアの交換をして、心をすっきりとさせたいと思います。あと、600SELのバッテリー交換と、アンテナ交換もせねば、、、、

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