2006年5月15日月曜日

所謂、「ガストロノミー」について

先週、大阪に出張で行った際に、こんな看板を見た。「世界一のソムリエ」である田崎真也氏が、なんと日本ハムのCMにでているのですが、こともあろうに、ソーセージの匂いを自慢の鼻で嗅いでいる。いくら何でもこれはやり過ぎではないか??























しかし、田崎氏の著書「サービスの極意」は、社会人として、非常に参考になる良書である。ある程度以上の年齢になれば、レストランや料理屋でそれなりの振る舞いを要求される。しかしこの本は、表層的なノウハウ本ではなく、「サービスとは何なのか?」という根本的な問いを田崎氏が真正面から答えるという骨太な構成になっており、そこが凡百のグルメ本やマナー本とは違うところである。

田崎氏は、ヨーロッパのレストランは、かつてブルジョア階級が、自宅に客を招いた際に、お抱えのコックでおもてなしをするという行為を代行している場所だとしている。その流れで田崎氏は「サービス」とは所謂「気配り」では無く「ホストとゲストの関係を良くする為の手助け」と定義しており、レストランにおけるある種の劇場性は都会の華であるが、その演出こそがサービスの醍醐味だと言っている。























では、次は食べ手からのご意見を拝聴しましょう。著者は、いまや泣く子も黙る日本一の論客、福田和也である。この「悪女の美食術」は、かつて雑誌「FRAU」に連載されたコラムを大幅に加筆修正したものである。内容を少し紹介すると、
●1人の食事で「孤独オーラ」を発散しない方法●ワリカンで、損をする人、得をする人●高級寿司店で口にしてはならないタブー●不本意な会食から、空腹を守り抜く技術●菓子パンの昼食で満足しているのは、なぜいけないのか●洋食屋にいる女性たちは、なぜ美しいのか。等など、、面白いですよ。












12日の金曜日は、親戚と全日空ホテルで食事をしたのであるが、遅くまで飲んでしまい、気が付くと一時半であった。もう帰ろうかと思ったら、「泊まっていけ」というので、仕様がなく泊まることにしました。この好景気の金曜日に安い部屋などあるわ訳も無く、あったのは「えっ」というくらい(大したことありませんが)の部屋であった。そのまま、部屋に入るや「これもブログのネタにせねば」との思いで、何とか携帯のデジカメで写真を撮り、その後、翌日の昼前までこん睡状態であった。その後、チェックアウトしようとすると、支払いは済んでいました。中々粋なことをするモノである。。
その日も、夕刻に食事を一緒にすることになっていたので、「ナイロビの蜂」でも観て、暇つぶしでもしようかと思ってましたが、なんせ下着くらい着替えないと気持ち悪かったので、映画はヤメにして、家に帰ってよそ行きの格好に着替えました。電車に乗るのは何となく嫌だったので、銀座までは車で行くことにしました。




























この銀座のソニービルの地下の「天一」は、中々大人っぽい雰囲気のお店で、結構好きですね。今回も昭和一桁世代の集まりだったのですが、中々盛り上がりました。ところで、天麩羅と日本酒は本当に合うのですが、ビールで天麩羅を食べている人が結構多いのにビックリ。。

2 件のコメント:

クレイジータイガー さんのコメント...

ブログに登録できました。

Felipe 四世 さんのコメント...

登録できたようですね。でも、俺とテンプレートが同じなので、違う色にしてよ。。