私の右ハンドル化計画の第二弾として、VOLVO XC70 2.5T(ベーシックパッケージ)を導入しました。
今回は、足車のAK12のマーチを売却し、その後継としての買い替えになります。
このマーチは、昨年末に大阪に引っ越した際に、当面の足車として郊外の国道沿いの中古車屋で衝動買いしましたものです。激安中古車でしたが、ヤンキー店員が「納車前は完璧に仕上げます!!」と元気に言ってましたが、エアコンのガス漏れ、内装の汚れが半端なく、エアコンに関してはクレームで対応しました。
「おたくの社員は元気な声で完璧にやると言うてましたけど、エアコンの事前にチェックすらきちんとやらんと、納車当日に必死にポリッシャーをかけて、内装も綺麗にしますと言うてましたけど、ぜんぜんやった形跡ないし、どないなってまんの?」と文句を言いましたが、
「すんまへん。すんまへん」というばかりでなんら進捗しませんので、
「私も関西人ですが、なんでっか、大阪人はみんなそないなもんでっか」と言ったところ「そんなことはおまへん」とむきになっていたのが印象的でした(笑)。
過去の車検証の記録やオークションの出品票(出品者は日産のディーラー)などからも走行距離には間違いは無いと確信していますが、走行1.5万kmのわりには、内外装の程度はイマイチで、ナビやETCの装着や内装の全バラシしてクイックブライトによる洗浄という本格的な初期化に相当な時間と手間をかけました。
なんせ、AK12の足回りのひどさとシートの出来の悪さ、燃費のイマイチなところ、などなどどうも気に入らなく、売却候補にあがっておりました。これは、レンタカーで、年式は違えど同クラスのFIT、デミオなどを乗るにつけて、AK12の根本的な車としての出来の悪さには見切りをつけることにしました。
では、本題。
免許を取得して25年、数多くの中古車遍歴の中、主に大排気量のドイツ車と英国車を乗り継いできましたが、VOLVOは初めてです。この車に出会ったきっかけは、荷物を積める中型のワゴンを探していた時、近所のあるお店でW203のステーションワゴンの隣に展示してあったのがこのVOLVO VC70でした。
それまで、私はVOLVOという車にはあまりいいイメージを持っていませんでした。車としての完成度は同じ価格帯のドイツ製の御三家にははっきりと劣ると思っていましたし、特に所有したくなる何かが感じられなかった。
しかし、そのお店で出会ったXC70は、車としての出来具合そのものよりも、この車からもたらされるライフスタイルのイメージが非常に豊かなものであると思いました。NVHよりも、シートのゆったりとしたすわり心地は絶妙で、シトロエンのXMを連想させました。
9/14(土)の朝九時半に到着し、飯も食わず夕方の5時まで黙々と作業したら、体重が2.5kgも減っていましたよ。。
綺麗な内装です。シートのすわり心地は北欧家具そのままです。
後席も非常にきれいです。
掃除機かけまくりました。東芝製のアタッチメントが大活躍。これは必須アイテム。
まさに北欧デザイン。ここにナビやデッキを入れるのは躊躇しますね。。
ハンドルがやや太めですね。これは手袋をしても運転しやすいように配慮されているのか?
これには、ヤマハ純正の
ヤマハ:ヤマルーブ / スーパー プラスチック光沢復活剤 500MLが強烈に効きます。500ccで2000円しませんので、是非ひとつ持っておいても損はないでしょう。
恒例のエンジンルームの清掃。これはそのままの状態です。
ざっと洗って、ヤマハの光沢復活剤を塗りました。まだテカテカしていますが、自然な艶になります。
運転席の洗浄前。結構汚れています。
スチームクリーナーで一気に汚れを吹き飛ばします。これが中古車初期化の醍醐味です!!至福の瞬間!!
綺麗になりました。シートの色が少しはがれましたが、これは簡単に補修できます。
2 件のコメント:
このボルボは程度が極上のようですね。自宅の近所の駐車場に同色&同モデルがあって、普段はワゴンに反応しない青年なんですけど「格好良いな〜」と眺めていました。グレー/黒のツートーンの外装と内装色がマッチして素敵です。
さらなる極上化のプロセスを楽しみにしております。
Meiteiさん。初めてのVolvoですが、非常に気に入っています。ドイツ車と比較して、品質は劣るのは事実かもしれませんが、「狭い日本、そんなに急いでどこ行く」でありまして、そのオルタナティブが、英国車、イタリア車、フランス車だと思っていました。。
Volvoって、あんまり車好きが買う車ではないですよね。でも、Volvoにしかない世界観というか、ライフスタイルというのは、日本人からは最も遠い世界にあるのだなあと思っています。
個人主義が徹底しているが、家族を核として同時に公共社会という考えが浸透している国。家族で長期(一ヶ月くらい)で旅行に行くとか、、、
日本のように、コンビ二のサンドイッチにも品質を要求する国ですが、住環境、通勤時間、労働時間、休みの長さ、、などなど成熟社会とはいえないのではないかと感じてしまいます。
このVOLVOはこの車に乗って何かしたい、どこかにいきたいと思わせる何かを持っています。
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