この車は、10年以上、ガレージで眠っていた物件です。持ち主は、相当な資産家で、自分の持っている車のことすら忘れてしまっているようなお方なのです。売主は、文京区のとある不動産屋さん。むかしから付き合いのあるこの資産家の家の改築を引き受けたところ、何やかんやでお金がかかってしまい、その代金代わりに、このR129の500SLと、AMG36を現物で引き取り、まわりまわって、私が買うことになったわけです。
この車は、今年の1月に車検を新たに取得したようで、10年以上車庫で眠っていたこともあり、ブレーキ回り、エンジンオイル、などのオイル関係の分解および総交換を行い、その他部品も数点交換しているようです。請求書には、諸費用も込みで35万程度。
今まで、1万km以下の物件は、、、三台ほど購入しましたが、どれも、すばらしいコンディションでした。
①2002年購入 1983年式 W126 500SEL 5800km
②2004年購入 1991年式 W140 600SEL、6800km※保有中③2004年購入 1991年式 ベントレーターボR 6000km※保有中
①②は、ほぼノートラブルで、日常メンテのみ。ベントレーは、リアのデフのうなりとショックのオイル漏れと、アキュムの抜けを交換したくらいです。その他、エアコンや電装系などの修理を行いましたが、内外装のやれのなさや、足回り、ステアリングの剛性感、インテリアの清潔感などは、デッドストック車でしか味わえません。
今回の物件は、、、
91年式500SL 外装ブルーブラック、内装ブラウン D車 走行6000km
3/13の夜、文京区の会社で金銭の授受を行い、その後、電車で埼玉県の某所に移動し、現車の引き取りを行いました。
約束の時間を、ややオーバーし、9時半ごろ到着。書類関係、付属品のチェックを済ませ、首都高速で湾岸線へと、初ドライブ。
想像通り、長期間放置していたので、タイアにはフラットスポットが出来ており、これも正真正銘のデッドストック車である証拠。メルセデスの名エンジンの一つであるM88 V8エンジンは、完全に眠っており、アクセルに対する反応は、まだまだ鈍い。
第一印象、、、全くやれがありません。ベンツの新車って、素晴らしいですね。。そして、600SLと比べて、この500SLの自然な運転感覚。そして、V12 400馬力にそん色ない、素晴らしいパワーフィール。そして、フラットな足回り。
久々のヒット作です。次の週末には、タイア&ホイールを交換してみようと考えております。
0 件のコメント:
コメントを投稿