2009年5月6日水曜日

大人でも楽しめるPS3

昨年のリーマン・ショック以降、金融機関はもちろんのこと、日本を代表する家電メーカーや自動車メーカーの苦境が伝えられている。その中で、かつての輝きを失ってしまった企業の代表はSONYであろう。

SONYの凋落の原因の一つに、PS3にかけた研究開発費があまりにも巨額であったあった事は、良く知られている。当時、任天堂とSEGAの独占市場であった、ゲーム市場に参入し、大成功を収めたことは、SONYの輝かしい歴史の中でも金字塔というべき出来事であり、ハード・メーカー主体のゲーム業界を、ソフト主体に変化させ、多くのコンテンツを生み出す土壌をつくった功績は、大いに評価されてよいだろう。

しかし、この成功体験があまりにも見事であったため、その後継機種であるPS3は、従来のゲーム専用機の枠に留まらないエンタテインメントに特化した、家庭用スーパーコンピュータを志向することになってしまった。PS3に投じた研究開発費は、総額で5000億円以上とも言われ、初期モデルの原価は、80000円以上とも言われている。現在は、およそ40000円に下がったが、赤字であることは言うまでもない。

今まで、PS3が伸び悩んでいた理由の一つが高価格であること、ソフト開発メーカーにとっても、開発費が高いわりには、売上を見込めないこと、X360と共同開発したソフトが多く、日本人向けのソフトが少ないこと、PS3専用ソフトが少なく、グラフィック性能をフルに使いきった作品が少ないこと、、、が上げられる。

世界的なコスト削減の嵐の中で、このような大風呂敷な話が、我が国の企業の中で生まれるとは、喜ぶべきではないだろうか?しかし、世の中、短小軽薄がブームである。老若男女を対象にした、「Nintendo DS」が売れに売れ、PS3は、売り場の片隅に追いやられてしまった。しかし、最近では、「バイオハザード」「龍が如く」などの人気ソフトの発売に伴って、ハードの売り上げでは、なんとwiiを追い抜き、据置型のゲーム機では月間販売台数でTOPに躍り出た。

今後は、本体の値下(20000円台になる可能性が大)、「FF13」の投入や、地デジ対応でハイビジョンの大型TVの売れ行きも進めば、PS3の長所が見直されるのではないかと思う。

まあ、能書きはこれぐらいにして、私がPS3を購入したのは、GT5の発売に合わせた、2007年の年末であった。その際に、GT5のグラフィック性能のあまりの凄さに、目が疲れてしまい、長時間プレイすると、かなり疲労することがわかったので、半年くらい押し入れにしまったままであったのだが、先日、興味のあるソフトを見つけ、久しぶりにやってみた。

そのソフトは、フランスのUBIというメーカーが出している「アサシン・クリード」という、ゲームである。

『アサシン クリード』の舞台、は第3次十字軍の遠征が行われた1191年頃の大シリアという地域。現在のシリア、レバノン、ヨルダン、イスラエル、パレスチナといった国々が含まれるエリアで、西は地中海、北は東ローマ帝国(現ギリシアとトルコ)、東はメソポタミア(現イラク)、南はアラビア半島へとつづく。12世紀当時、この地域で起こっていた聖地エルサレムを巡る抗争を背景に物語は展開していくのだ。

主人公のアルタイルは、大導師アル・ムアリムから命ぜられる任務を遂行していくことになる。その任務とは9人の要人の暗殺だ。暗殺のターゲットはみな簡単には姿を見せないクセ者ばかり。まずは隠密行動をしながら情報を集め、彼らが現れるであろう場所を割り出し、ターゲットを見つけたら暗殺を実行する。


このゲームの世界観は、かなり映画的であり、感情移入出来る人にとっては、この上もないくらい面白いゲームではないかと思う。しかし、洋物ゲームらしく、小道具や秘密の仕掛けがないので、ちょっと物足りないかもしれない。

ムービーはこちらからhttp://www.ubisoft.co.jp/assassinscreed/download/movie_walkthrough02.html


日本のゲームの代表は、「龍が如く3」ではないであろうか。この「龍が如く」シリーズは、PS3専用ソフトで、そのリアルな世界観と、凝りに凝った造りこみに圧倒される。


Amazonから


架空の繁華街"神室町"と南国・沖縄を舞台に、政治と裏社会が渦巻く奥の深い人間ドラマが展開するアクションAVG。伝説の極道・桐生一馬を中心とする物語は前作以上にスケールアップし、声のキャストも藤原竜也さん、中村獅童さん、宮迫博之さん、宮川大輔さん、高橋ジョージさん、徳重聡さん、泉谷しげるさん、そして渡哲也さんというように一段と豪華な顔ぶれ。シリーズ伝統のリアルな街の景観は有名企業27社とのタイアップによってまさに"本物"となり、独特の空気感までも演出している。その場にあるものを武器にできる"ケンカバトル"は、待ったなしで発生するシームレスバトルになったことで臨場感がアップ。必殺奥義・ヒートアクションや追跡劇・チェイスバトルの追加が没入度を高めている。


この内容で、30,000円台なんて、PS3は安過ぎます。ipodなんかよりも、こっちを買いましょう!!

2009年5月4日月曜日

RRシルバースパーⅡ コンプレッサー不動




本日は、先月にオーダーしていました、AMG S600Lのグローブボックス用のレザーの引き取りも兼ねて、かねてからの懸念材料であった、シルバースパーⅡのエアコンのガス漏れの処置を行うべく、イエローハット横浜港南に行ってまいりました。このお店は、私の自宅からもっとも近い自動車用品の量販店で、なかなか頼りになるお店であります。


四月までは、エアコンガスの補充や真空引き&ガスクリーニングのキャンペーン価格、3500円くらいと、中々のお値打ち価格でしたが、五月からは、通常料金になっていました。

最近のエアコンガスの入れ方は、随分と進化しているなあと感心しました。昔は、コンプレッサーが回らなければ、ガスが入りませんでしたので、エンジンをかけて、エアコンを最強にして、職人が勘で入れていましたが、今ではまず機械で、エアコンの真空挽きと、ガスのリサイクルを行い、その後、必要なガスの量を自動計算してくれるので、機械にガスをセットするだけで、作業は終了します。

作業開始後、順調にガスが入っていくようです。これでひと安心と、思っていたら、そうは問屋がおろしません。ガスは入ったものの、コンプレッサーが回りません。ガスが十分に入ってきたなら、コンプレッサーは回るはずなので、スイッチの不具合か、電装系の不具合の可能性が高いと思われます。

簡単に直ればよいのですが、、、

帰りの道すがら、フロントガラスとダッシュボードの間で、干渉しているらしく、悪路では「バキッ」という、非常に嫌な音がします。運転して、熱が回ってきたら、このような音が出るので、どうにも防ぎようがないのですが、簡便な解決策として、ガラスとダッシュの隙間あたりに、何らかの詰め物をしてみて、ごまかしてみたいと思います。

このシルバースパーⅡは、もっとも乗らない車になってしまいましたが、たまに乗ると、流石はロールスです。高級な乗り味は、今でも顕在。。それを台無しにする、このダッシボードからの異音は、早急に解決しなければ、いけないなと痛感しています。

先月の、ベントレーのエアコントラブルですが、最悪エバポレーターの交換まで覚悟していましたが、単純な作業ミスから発生したガスリークでした。このように、エアコンのトラブルというのは、直しても次から次に出てくるものなので、もし不具合が出たら、気合いを入れて、全交換するくらいのほうが、かえって安上がりだと思います。しかし、そのときには、あまりの請求額の大きさに腰を抜かしてしまうので、なるべく安くという方向性が、過ちのもとなのです。


しかし!!さすがはRR&B、なんせ部品が高いです。たとえば、エバポレーター、 コーンスで18万くらい、英国から輸入する
と、7万円+運賃が発生します。まあ、純正の半分ですね。でも、ベンツでも、それくらいしたように思いますが、ヤフオクで調べてみると、、、、、驚くことに、ヤフオクでは、W140のエバポ&エキパン(OEMの新品部品)が、1万円ポッキリで出品されていたり、あの時代のベンツの維持費も安くなったものだなあとしみじみ思います。RR&Bは、需要が少ないので、このような話はありません。

ちなみに、二年前、エアコンの高圧ホースがパンクしてしまい、そこからACガスがリークして修理した時の事。いろいろと調べた挙句に、最後に、愛知県の刈谷の業者に送って、日本製の部品で再生してもらい、コーンズ価格では13万のところ、なんと13000円で済んだという、わが、外車人生の中でも、ホームラン級のお徳整備の経験があります。

私がこの経験から学んだことは、部品は海外、国内、中古など、どこからでも調達できるし、もし駄目でも、専門業者で、リビルドも可能であるということ。

その際には、向こうは大量発注のプロ相手の職人ですから、交渉も十分に気をつけ、個人の小さな注文で、相手の仕事の邪魔をしないように、気をつけなければなりません。そのあたりに注意すれば、期待以上の、気合の入ったいい仕事をしてくれます。

今回のRRのスイッチの件は、電装業者に直接持ち込んで、リペアしてもらうことにします。

AMG S600L ナビゲーション交換

GWの初日の土曜日は、前々からお願いしていた、ナビの取り付け専門の出張業者の方に来ていただき、かねてからの課題であった、ナビを交換することになりました。

















今までは、初代オーナーの装着した、2002年度くらいの、Panasonic製のDVDナビがついていたのですが、地図が古く、(DVDのみ2007年度に更新しましたが)反応も鈍く、何よりもグラフィックがダサすぎて、、、この車の悪キャラには合わない。
最初は、カロットェリアのHDDナビを用意していたのですが、業者さんによると、コードの長さが足りないとのことで、今まで、600SLにつけていた、富士通の1DINナビ「AVN078HD」を、換装する
ことに変更しました。

W140の内装のバラシは、プロでも往生するくらい、大変のようでした。経年劣化のために、樹脂部品が、硬くなっているのと、ねじ止めの部品が結構あり、隠しねじを探すのも一苦労、そして英国者とは違い、良くも悪くも、外すのは楽でも、つける時にかなりきちんと位置決めをして、あるべきところに納めないと、ちゃんとつきません。このあたりは、さあ流石ドイツ製の車だなあと思います。

そして、まず最初の難関は、グローブボックスのスペースに、モニターを納める社外品の枠がついていたのですが、それを外すのに一苦労。


プロの業者の方が相当難儀していましたが、私は、内装関係のバラシは得意なので、ややこしそうなところは私が外しました。そして、ヘッドユニット、CDチェンジャー、VICS,ETC連動のケーブル、特に、昔のナビは、TVのチューナーも巨大で、配線関係もものすごいボリュームがあり、外すだけの作業で、三時間くらいかかりました。

逆に、新しいナビは、1DINで、余計な配線も必要ありません。HDD内蔵なので、CDチェンジャーのような時代遅れなものもありません。GPSもワンセグTVも、フィルムアンテナなので、1時間もかからずに、完成。車を傷めずに、いいこと尽くしです。

予定では、同じ日に、500SLにも、装着をお願いしていたのですが、時間オーバーで、また次回となりました。。

ナビ&VICON取り外し&取り付けで、27000円。専門店では、50000円くらいはとられる内容ですが、なんとか格安に終わりました。

しかし、終わった後、集中ドアロックが動かなくなり、格安ゆえのリスクもあることに気がつきました。。
ぽっかり穴のあいた、グローブボックスは、同じような色のレザーを張りかえて、GW中に、装着したいと思います。


2009年4月25日土曜日

番外編 PCの内蔵ハードディスクを交換する


昨年購入した、日本HPのHP TouchSmart PC IQ500は、オールインワンタイプながら、スペックも十分以上で、アップルのIphoneのようなデザインもかっこよくて、とても気に入っている。しかし、HDDの容量が、500Gしかないので、購入してから、半年もたたないうちに、容量が一杯になってしまった。


しかし、外付けのHDDは、伝送スピードが遅く、また見た目も美しくないので、あまり好きではない。それと、最近は、内蔵HDDの大容量化で、1.5Gでも、12000円程度に値下がりしているので、一気に交換にチャレンジしました。
必要なものは、HDDをUSB2.0ケーブルでつなぐアダプターと、HDDの引っ越しソフトです。この引っ越しソフトは、色々ありますが、PC専門店では、およそ5000円以上と、結構な値段で売られており、ちょっと手が出しにくい。そこで、日経WinPCの四月増刊号「パソコンの自作」が、ハードディスクの交換を特集していたので、早速購入し、DIYにての交換にチャレンジしてみた。

そこで紹介されていたのが、Acronis Migrate Easy 7.0 ダウンロード版
というソフトで、オンラインで購入すれば、1980円(会員登録すれば、1480円)と、かなりお得。そればかりか、体験版であれば、15日間使用可能で、無料なのでこちらで十分だと思う。

わたくしの場合、体験版のダウンロードをした後、試してみたものの、コピー中に、PC本体が勝手にスリープモードに入ってしまい、普段ならば、キーボードを押せば勝手に直るのだが、動作しなくなり、途中であきらめて放置している間に、お試し期間が過ぎてしまい、本日、オンライン版を購入し、再度チャレンジすることにした。

前回と同様、スクリーンが自動的にスリープモードに入ってしまい、日本HPのコールセンターに問い合わせをした。オペレーターの女性は、的確なアドバイスをくれて、スクリーンセーバーのスリープ時間の設定を0に変更すればよいとのこと。

英語圏でのコールセンターは、インドのムンバイなどにあるのは有名だが、日本人向けはどうなのかと思い、オペレーターに「日本HPのコールセンターはどこにあるのですか?」とお聞きすると、「中国の大連です」と答えた。日本語は取得するのも難しく、かつ英語ほど人口が少ないので、日本語のコールセンターなど、実現するのはまだ先だと高をくくっていたが、時代はとうに先を行っているらしい。

自分でも信じられないのだが、彼女の発音や、話しぶりからは、彼女が中国人であるとは、全く気がつかなかった。アドバイスも非常に的確で、日本のコールセンターにあるような、タライ回しもなく、非常に印象が良かった。最後に電話のプッシュボタンを利用したアンケートがあるので、顧客満足度に応じた、実績報酬制なのではないかと思う。

昨今の金融危機で、企業はこれからコストダウンの道を突っ走っていくであろう。製造業の空洞化が叫ばれてから久しいが、これからは、事務職の空洞化が始まるだろう。大連までは、飛行機で三時間足らずだが、人件費は日本の1/10程度らしい。昨年末からの「派遣村騒動」で、企業は派遣社員への雇用に対して、敏感になっていることから、事務作業や、コールセンターなどの業務は、どんどんアウトソーシングするであろう。

米国発の金融危機を発端に、自由主義経済を標榜する市場原理主義者への批判は大きいが、今回の危機を克服するために各企業は、聖域なきコストダウンを行うであろうから、新興国へのアウトソーシングはますます活発になるであろう。そうなれば、我々日本人が、負け惜しみのように批判した「アメリカン・スタンダード」よりも、苛烈な国際競争に巻き込まれるのは、時間の問題である。

さて、能書きこれくらいにして、500Gをコピーするのにかかる時間は、およそ5時間くらい。100Gあたり1時間というところか。
PC本体を脱着して、HDDを交換するのに、およそ20分くらい。

装着完了後、おそるおそる電源を入れてみる。問題なく起動し、ひと安心。気のせいか、PCの反応が良いような気がする。

今日は、ちょっと得したような気がする一日だった。

ベントレー エアコン完治しました



土曜日は、ベントレーのエアコンの修理を引き上げて、代わりに、500SLのソフトトップの不作動の修理のために、藤沢のオート新町に持ち込みました。

この時期の湘南は、各地からサーファーが集まり、渋滞を引き起こすのですが、西方面はあまり混雑せず、自宅からおよそ40分程度で到着。。

修理のあがった、ベントレーのエアコンの不具合について、N工場長から、詳細な説明をいただき、請求代金も、コミコミで4万円少々と、非常に良心的な内容でした。

ベントレーのエアコンの修理は、二年前の春に、武蔵野市のワイズコネクションという修理屋で、高圧ホースの交換を行い一旦は直っておりましたが、、、

しかし、昨年の春に、またもやガス抜けしたので、藤沢のオート新町にて、R134ガスへのコンバージョンと、ACストップ・リークという、エアコン内部のガスリーク止めのケミカル剤を施行して処置しました。

しかし、昨年の夏くらいから、またガスが詰まるようになり、昨年の冬に、板金塗装と同時に横浜のオートプライドにて、エキパンおよびリキッドタンクの交換を行いましたが、またもやガス漏れ。。。(※これは後に、作業不良によるものとわかる)


そこで、三月に、再び、オート新町に持ち込んで、プレッシャースイッチの隙間にガスケットを、剥離して直接固定したところ、ガス漏れは無くなり、エアコンは復活しました。

このように、購入してから、合計で四回も修理に出していますが、部品代や、作業代を考えれば、全部で30万くらいかかっています。中には、不要な整備もありましたが、信頼できる業者で、オール交換が、結果的には安上がりなのかもしれません。

ベントレーのエアコンの修理というと、部品代が横綱クラス。。。
ちなみに、コーンズでやると、高圧ホースが13万、リキタンが7万、エキパンが6万、エバポレーターが20万、コンデンサーが25万という、びっくり請求が来ます。

ダンディズムもへったくれも白洲次郎もありません。。


救いは、ベンツとは違って、ダッシュボードのばらしは必要無く、ずべてエンジンルームの方から、作業が出来るので、工賃的にはあんまりかから無いこと。。と言いましても、工場しだいですけどね。。。

ベントレーのエアコンは、コンプレッサーそのものは、サンデンなどの大手メーカーなのですが、それ以外の電装関係が、悪名高き英国のLUCASだったり、ACデルコや、さまざまなOEMから成り立っているので、信頼性は今ひとつです。

しかしながら、英国に部品をオーダーすれば、在庫がないと言うことは先ずありません。
このあたりは、すごいと感心します。。。

では、、帰宅。。。

エアコンをONのままスイッチを切って、再度エンジンを始動すると、生暖かい温風が出てきます。「またガス漏れか、、、」とあせりますが、再度スイッチをOFFにして、もう一回、ONにすると、今度は冷気がちゃんと出てきます。

そこで、どんどん走っていくと、今度は寒いくらいにエアコンが効いてくるので、温度計を上げると、全
然効かないばかりか、暖房になってしまいます。

こで、再度、スイッチをOFFにして、しばらく走ってから、温度ダイアルを調整し、再度ONにすると、ちょうど良い温度になるという、非常に旧式な機械であります。

まあ、車も旧いし、電装関係もこの程度の信頼性ですが、ピカピカのボディで、ひんやりとした室内の中、ディナウディオのエソターから流れる音楽を聴きながら、空いた鎌倉の山道を流すのは、なかなかの贅沢かもしれません。。。

500SL ソフトトップを修理する



初年度登録から、すでに18年が経った私の500SL。そのうち、平成9年から、昨年末までは、およそ10年、小石川のあるお宅の車庫でほこりをかぶったまま、眠っていたそうな。

先週末に、ベントレーのエアコンの修理の引き換えに、4/11(日)に500SLを入庫させて、この数日で作業していただき、水曜日に完治しました。

購入時に、ソフトトップが開かないのは了解済みでしたが、もしかしたら意外と簡単に治ったりして、、、、なんて淡い期待を抱いておりましたが、、、、

そうは行かないのが、世の中と言うものです。

故障の原因は、SLのオープンのトラブルの中でも最も多い、リミットスイッチの不作動でした。このリミットスイッチは、左右のドアの下のほうにありますが、ドアの内張りを脱着して、このスイッチをリカバリーするのですが、トノカバーのフラップの下側にも、このスイッチがあるので、どこが故障しているかが、非常に判別しにくい様です。

幸い、部品交換の必要はありませんでしたが、コンピューター診断、左右ドア、トノカバ
ーの脱着の工賃なども嵩んだので、請求額は84000円と、まあまあの金額でした。

帰りの空いた国道134号線を、結構なスピードで走りました。流石に、タイアも新品、足回りのやれは、ほとんど皆無で、超気持ちいい。また、このM88エンジンは、万能型というか、非常にいいエンジンですよね。

600SLと比較すると、馬力では70ps、トルクでは、約10kgも違いますが、十分に早い。600SLは、あまりにも重すぎ、かつその多くがフロントに集中しているので、バランスが悪いんですよね。

500SLは、R129の中では、BestBuyと言えるモデルであり、まだまだ優良物件もあるので、一度はトライする価値のあるモデルだと思います。

同じ時代に生産されたW140に比べて、R129のほうが、ハンドルの操作感も、アクセルの重みも、往年のベンツらしく、重くねっとりとしていて、いかにもベンツっていう感じです。

とりわけ、前期型のR129は、トラブルが多いとの評判も聞きますが、生産から20年近くたっている車で、いまさら年式とか、気にしても意味が無いような気がします。

毎日使う車で、ちょこちょこ壊れたり、汚かったりというのは、精神安定上この上も無く悪い。

私は、この前期型500SLで、ようやく安堵感を得ることが出来ました。

2009年4月9日木曜日

さようなら、600SL




先週末、500SLの導入にあわせ、600SLを売却しました。

購入して、およそ一年半ですが、納車時に、私にしては、そこそこ費用をかけて、エアコン、ソフト・トップ、運転席シートの交換、消耗品関係の交換、DIYでは、内外装のリフレッシュを丹念に行い、納車時に比べれば、かなり綺麗になったと自負しておりましたが、6000km走行の500SLの魅力には勝てず、売却となりました。決め手になったのは、新車同様の明るいブラウンの本皮シート。納車以来のヤナセの請求書を含む、記録簿、付属品の数々です。この掘り出し物感は、極上中古車道の最大の醍醐味だと思います。

このご時世、大排気量車の暴落は、比較的底値のかたいSLも例外ではなく、とりわけ600SLは、V12エンジンから発生する熱害や、頻発するADSなどのトラブルの大変さと、高い税金などが敬遠されるのではないかと覚悟しておりましたが、まあそこそこの値段で売れました。



一年半で5000kmしか乗らず、整備コストに50万近くかけて、売値はほぼ半分ですから、自分で言うのもなんですが、今回買われた方は、なかなかいい買い物をされたと思います。

しかし、私もこの不景気のおかげで、500SLを、お得な価格でゲット出来たわけで、その売買の差額は、程度の差から生まれる満足感と、今後発生するであろう維持コストで十分に吸収が可能だと思います。



そこで、納車前に、最後のリフレッシュを敢行するべく、この週末は結構頑張りました。

私事ですが、三月は、人事異動のシーズン、、ほぼ毎日歓送迎会に忙殺されています。。
週末は、仕事と宴会の疲れを癒そうと、久しぶりに自宅で静養しようかと思いましたが、久し振りに、着古したつなぎを着用して、DIY&整備工場周りをしていました。。


その後、自宅に戻り、ベントレーに乗り換えて、オート新町まで、600SLの引き取りに行きました。
ソフトトップの不具合は、秋冬の間、ずっとソフトトップをしめっぱなしだったので、癖がついてしまい、幌がうまく折りたためないのが原因でした。自分で気がつけば、すぐに直せましたが、こういうのは、プロにしかわからないものです。

ベントレーは、エパボレーターの交換のために、工場に預けて、直ったSLで帰宅。

その後、鎌倉のコイン洗車場に立ち寄り、購入してからの課題であった、禁断のエンジン丸洗いに挑戦!!アクリル洗剤(原液)をスプレーして、豚毛のブラシでこすると落ちる落ちる!!これには感動します。
その後、めっきモールを再度メンテナンスして、室内もアクリル洗剤(希釈したもの)で、何度も拭き掃掃除して、かなりすっきりしました。もしかして、今が最良の時期かも、、、、売るのは惜しい。

その後、日も暮れたので、久々にオープンで、余りあるV12のパワーを持て余しながら、右手に海を臨
む、R134号線を走る時、まあ些細なトラブルもありましたが、当時のベンツの最高価格帯のモデル
だけあって、いい車であることは間違いないと思い、ややセンチメンタルな感情が生まれてきました。

しかし、、、好事魔多し。。。突然、アクセルの反応が悪くなり、エンジンにも不整脈が、、、回転計の針も安定しません。。。

いやな予感がしましたが、予想通り、もしや、、、スロットル・アクチュエーターが完全に、逝ってしまったのか?(※この部品は、1つ35万×2で70万します。前オーナーが交換済み)


帰宅後、試しにと、バッテリーを外して、一晩置いて、翌日に再度エンジンをかけてみましたが、やはり、ダメ。。それどころか、ADS(車高調整システム)の警告灯、ブレーキランプ切れの警告灯が点灯、冷や汗が出てきそうです。

そこで、再度、オート新町のN工場長に電話し、事情を話したところ、「それは、多分、デスビか、プラ
グ周りに、水が入ったのでしょう。一晩放っとけば、直るかもしれませんが、、、ハッハッハッ」と、明るくお答えになり、「とりあえず、もう一回持ってきて下さい。渋滞してますから、注意してくださいね」

という事で、また134号線を走って、藤沢方面に、、意外と道は空いており、V12ではなく、直6エンジンは実直に仕事を続けてくれ、この回転フィーリングは、190 2.6の直6そっくり。

工場まで、あと数分のところで、いきなりエンジン音が静かになり、アイドリングが、400rpmまで、落ちてしまい、あれっと思って、そのまま加速すると、今までとはまったく違うGがかかり、「もしかして直ったのかも?」

信じられないような気持ちで、市内の渋滞を過ごして、ようやく広い国道に出たときに、一気にアクセルを踏むと、    なんと!!V12エンジンは完全復活していました。。(涙)

そんなこんなで、工場に到着して、N工場長にエンジンチェックしてもらい、問題ないとの診断を頂き、ブレーキの玉を交換して、意気揚々と帰宅しました。帰りの道も空いていたので、飛ばす飛ばす。。

皮肉なことに、車というのは、往々にして、売る直前に絶好調になったりするんですよね。。