土曜日は、ベントレーのエアコンの修理を引き上げて、代わりに、500SLのソフトトップの不作動の修理のために、藤沢のオート新町に持ち込みました。
この時期の湘南は、各地からサーファーが集まり、渋滞を引き起こすのですが、西方面はあまり混雑せず、自宅からおよそ40分程度で到着。。
修理のあがった、ベントレーのエアコンの不具合について、N工場長から、詳細な説明をいただき、請求代金も、コミコミで4万円少々と、非常に良心的な内容でした。
ベントレーのエアコンの修理は、二年前の春に、武蔵野市のワイズコネクションという修理屋で、高圧ホースの交換を行い一旦は直っておりましたが、、、
しかし、昨年の春に、またもやガス抜けしたので、藤沢のオート新町にて、R134ガスへのコンバージョンと、ACストップ・リークという、エアコン内部のガスリーク止めのケミカル剤を施行して処置しました。
しかし、昨年の夏くらいから、またガスが詰まるようになり、昨年の冬に、板金塗装と同時に横浜のオートプライドにて、エキパンおよびリキッドタンクの交換を行いましたが、またもやガス漏れ。。。(※これは後に、作業不良によるものとわかる)
そこで、三月に、再び、オート新町に持ち込んで、プレッシャースイッチの隙間にガスケットを、剥離して直接固定したところ、ガス漏れは無くなり、エアコンは復活しました。
このように、購入してから、合計で四回も修理に出していますが、部品代や、作業代を考えれば、全部で30万くらいかかっています。中には、不要な整備もありましたが、信頼できる業者で、オール交換が、結果的には安上がりなのかもしれません。
ベントレーのエアコンの修理というと、部品代が横綱クラス。。。
ちなみに、コーンズでやると、高圧ホースが13万、リキタンが7万、エキパンが6万、エバポレーターが20万、コンデンサーが25万という、びっくり請求が来ます。
ダンディズムもへったくれも白洲次郎もありません。。
救いは、ベンツとは違って、ダッシュボードのばらしは必要無く、ずべてエンジンルームの方から、作業が出来るので、工賃的にはあんまりかから無いこと。。と言いましても、工場しだいですけどね。。。
ベントレーのエアコンは、コンプレッサーそのものは、サンデンなどの大手メーカーなのですが、それ以外の電装関係が、悪名高き英国のLUCASだったり、ACデルコや、さまざまなOEMから成り立っているので、信頼性は今ひとつです。
しかしながら、英国に部品をオーダーすれば、在庫がないと言うことは先ずありません。
このあたりは、すごいと感心します。。。
では、、帰宅。。。
エアコンをONのままスイッチを切って、再度エンジンを始動すると、生暖かい温風が出てきます。「またガス漏れか、、、」とあせりますが、再度スイッチをOFFにして、もう一回、ONにすると、今度は冷気がちゃんと出てきます。
そこで、どんどん走っていくと、今度は寒いくらいにエアコンが効いてくるので、温度計を上げると、全然効かないばかりか、暖房になってしまいます。
こで、再度、スイッチをOFFにして、しばらく走ってから、温度ダイアルを調整し、再度ONにすると、ちょうど良い温度になるという、非常に旧式な機械であります。
まあ、車も旧いし、電装関係もこの程度の信頼性ですが、ピカピカのボディで、ひんやりとした室内の中、ディナウディオのエソターから流れる音楽を聴きながら、空いた鎌倉の山道を流すのは、なかなかの贅沢かもしれません。。。
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