2019年2月の記事です
ある週末の昼下がり、W221 S600Lにて交差点を曲がろうとしていた時、ギュイーンという異音が発生しました。ハンドルが急に重くなり、ついにはバッテリーの警告灯が、次にはABCの警告灯が点灯する始末。自宅の近くだったからまだ良かったものの、JAFがつくまでは、冷や汗ものでした。
W124世代のベンツならば、ベルトと一緒に、テンションプーリーなども定期交換するものですから、やはり2006年式ならば、もうこれらも寿命だと思って、全交換する事を考え、いつもの工場に入庫しました。
メカニック氏曰く、ABCの高圧ホースからオイルが漏れ、それがベルトにかかって、外れたのではないかとのこと。
ということで、ABC本体は大丈夫ですが、ホース、ベルト、テンションプーリー、ABCオイル、フィルターなど全交換する事となりました。部品代だけで12万くらい、総額では20万前後ではないかと思います。
ベンツのABCは、本当に素晴らしい足回りですが、圧力が半端なくかかっています。定期交換をしないといけない部品がいくつかあり、ホースもその一つでしょうか。
今回のトラブルは、そもそも2006年式、つまり13年も経過した車の消耗部品の交換と考えれば、納得です。
ただし、これらの整備をディーラーにお任せしていたら優に三倍はかかるとおもいます。だからこそ、W221のV12は550psのABCというモンスターでありながら、中古車相場では、破格のお値段なのでしょう。
日本人のリスク回避志向を逆手にとれば、W221は本当にお得としかいいようがありません。
現行プリウスは、トヨタの命運をかけたTNGAプラットフォームとのことで期待していましたが、はっきり言って、プリウスに関して言えば、イマイチです。カッコはへんてこ、ドライビングポジションも変、荷物は大して積めない、乗り心地も静寂性もイマイチです。
燃費と税金を重視した結果、変てこりんな車が出来ましたが、トヨタのプリウスという名前だけで、これだけ売れているという現象は、ある意味恐ろしいと思います。
私のW221も先代モデルですが、すでに13年経過していますから、不具合が無いのがおかしいくらいですね。
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