2016年8月21日日曜日

W215 CL600 修理が完了しました

さて、、、私のCL 600ですが、昨年からずっとエンジン不調に悩まされていました。
具体的には、このような症状が発生しました。

①アイドリング時にメーターが1000回転のところを指す。最初はメーターの故障かと誤認
②80㎞あたりで振動が発生
③60kmくらいで失速
④はっきりとパワー不足を感じる
⑤信号時のエンジンの突然のストール

もうこれは、典型的なイグニッションコイルの不具合の症状でしょう。W220 215のV12の最大のリスクはこのイグニッションコイルとABCサスペンションの不具合ですが、これがW220の不人気の原因の一つでしょう。

イグニッションコイルはディーラーで純正部品を購入すると、左右で50万円、それに工賃が加わります。さらに、プラグの全交換を勧められたり、ボルテージコンバーターの交換も行う場合もあります。これらをすべて行えば総額で100万円コース。これは、常識的には許容範囲を超えております。

しかしながら、イグニッションコイルについては、全国にリペアを行う業者さんがわずかに存在し、リーズナブルな料金でオーバーホールを行っています。今回は、阪神マイカーランドの奥崎工場長と相談して、リペアニーズという会社に依頼することになりました。

三月の中旬に入庫してから、およそ1週間でイグニッションコイルのオーバーホールが完了し、引き取った帰りに、やはりあの症状が発生し、再度入庫する羽目になりました。


奥崎工場長からの連絡では、左右のうちの片方が完全に治っていなかった事がわかり、リペアニーズに戻し、再度オーホールのやり直しを依頼しました。しかし、ここからまさかの事が発生します。それは、私のイグニッションコイルが、もう修理不可能な位に劣化していたので、ベースにな
る新たな中古イグニッションコイルを元に、再度オーバーホールしてもらうことになったのです。しかし、そのような部品はなかなか流通しておらず、なんと解決まで3か月の時間を要したのです。


さて、4ヶ月ぶりのCL体験は、やはりほれぼれするぐらい素晴らしいものでした。完調なエンジン、素晴らしい足まわり、完璧な室内空間、これら全てが統一され、一切のワザとらしい演出が無い。

まさに、私が追い求めていた世界がここにあります。この世界を味わったら、もう他の車には乗れなくなりそうで、、、、

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