鉄則第二は、まずは朝早く起きることに尽きる。そして、午前中から作業にかかればほぼ成功は約束されたといえる。特に、冬場は日が落ちるのが早く、作業時間そのものが限られる為、時間管理が極めて重要である。
そして鉄則第三は、作業の工程表の作成と必要な説明書、パーツの入手、道具と作業場所の確保などの準備を十分に行うことであろう。
と、能書きはこれくらいにして、、遅々として進まないベントレー二号機のオーディオのインストールを行うことにした。スクラッチというオーディオショップの通販でMDFのカットを依頼してみたのだが、厚みがネックとなって、全て没になってしまった。これはR129 500SLでも同じ。
ベントレーであるが、コーンズの正規輸入車には、このようなアルパイン製のユニットが装着されているが、なんせ昔過ぎて固定金具の外し方がさっぱり分からない。そこでこのように写真を撮影することで、細かいところを見ていくと、、、、ようやく理屈が分かってきた。つまりは、ユニット側に固定されている金具から飛び出ている棒を、枠のほうの固定金具から、錐のようなもので外せば造作なく外れるのであった。
ここまで分かるのに、なんと半年以上かかり、作業がストップしていたのだ。。。進むときはあっけないほど簡単に進むのに、停滞したら本当に難儀するものなのだ。私の保有している車でも今やインタ^ネットの恩恵で、殆どのDIYレシピを入手出来るのだが、このSZ系のベントレーに至っては皆無に近い。整備マニュアルとパーツリストがあるので分解は可能であるが、故障になるとお手上げになってしまう。
DIY整備は、コツや経験も大事だが、それ以前に道具、設備、作業工程の理解をきちんと準備することが一番重要である。
今回は、スピーカー配線を新たに引き直すために運転席のダッシュしたのカバーを取り外した。ここにもたくさんのリレーがあり、よく順番を確認しておくために、写真を撮っておいた。
案の定、イグニッションのヒューズ25A消失していた。ベントレー1号機では、このヒューズが消失して、始動後にすぐに停まるというアクシデントに見舞われて、30Aのヒューズに交換したばかり。
がらんどうに見えるが、内部には仕切りがあってかなり狭い。容量的にはかなり小さいが、エンクロージャー効果を期待できるのではないか。。。内部のデッドニングをどう行うのか悩ましい。
夜なのであまり綺麗に取れていないのが残念である。
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