2013年7月15日月曜日

デビッド・オースチンのローズガーデンにて

 今夢中になっている趣味は薔薇の栽培です。薔薇というものは難しいと思われがちですが、それは半分は本当で半分は違うと言えます。薔薇は思ったよりも強健で、地植えでも鉢植えでも特別な手入れや世話が無くとも、立派に花が咲きます。

しかし、樹形を整え次の年の枝を充実させるための剪定や、週に一回の消毒、鉢植えは特に夏場の毎日の水遣りなど、凝りだしたらきりが無いくらい奥が深いのも薔薇の世界です。

大きなお庭が無くとも、鉢植えでも立派な花が咲き、庭があれば四季を通じて、次々と花が咲き誇る薔薇は、やはり花の女王である。

 この写真は、英国の薔薇の育成家であるデビッド・オースチンの大阪の泉南にあるガーデンで撮影したものです。

彼は、古くからある典雅でロマンティックな花形と強い香りを持つ19世紀のオールドローズと、病気にも強く四季咲き性をもったモダンローズを交配に成功し、毎年新しい品種を発表しています。

今最も人気の高い薔薇の作出者ですが、彼が世に認められるまでずいぶんと長い年月がかかったそうです。

 昨年、北海道で咲かせたグラハムトーマス。イングリッシュローズの代表品種です。

同じくアブラハムダービー 最も壮麗なイングリッシュローズのひとつです。つる性もありますので、地植えにするとかなり大きくなります。





 見事なディープカップ咲き。

 この咲き方はロゼット咲きです。オールドローズの典型的な特徴を備えております。


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