今年の桜は関東では例年よりも一週間くらい早かったようだが、関西はやや遅い開花であった。しかし、満開の時期にあろうことか季節はずれの暴風雨が襲い、桜はあっけなく散ってしまったのだ。
しかし、桜はソメイヨシノだけではない。八重桜やしだれ桜の一種は、四月の終わりから五月の上旬まで咲いているものもあるという。
ということで、先週末に、桜の最後の見所である自宅近くにある箕面の「勝尾寺」に行ってきた。勝尾寺は、千三百年の歴史を持つ有名なお寺で、西國霊場第二十三番札所でもある。
途中のレストランで食事をしようとソフトトップをたたもうかとスイッチを押したが、反応が鈍い。久々に開閉したものだから動きが渋いのであろうか、、、何度か試みるが、その後スイッチを押してもうんともすんとも言わない状態になってしまった。
その後、Aピラーとルーフの境目からハイドリックオイルがぼたぼたと漏れてきたのだ。
その後、箕面駅近くのメルセデスベンツに入庫し、診断を仰いだところ、、、なんと「私どもはシュテルンでございまして、この年式は対応できるものがおりません」とのことであった。。
先方のご好意で、ソフトトップを閉めていただき、ご丁寧に傘まで頂くところであったが、厚かましいのでご辞退申し上げ、その日はなんとか帰宅した。
その晩、早速部品の調達を行った。OEMの部品もあったが、いつものヤフオクで発見したOHのサービスを利用し、左右両側で15000円でOH済みの部品を調達することが出来た。(不良部品は後に返却し、その後保証金を返金される)
サンバイザーを回転させると、このようになっており、、、
このようになっている。黒いパーツと両端のゴムのパーツをめくり隠しねじを外す。左右で合計4つ。
この電装パーツはこの時点で外しておく。
この部分を交換するのだ。シリンダーの部分は7mmのレンチで、あとは4mmの六角とヘックスドライバーで固定金具を外す。
オイルのパイプをジョイントする部分。ここを固定している金具の脱着が非常に難儀した。片側で1時間もかかったが、反対側はすべて10分で完了。難易度は普通レベルかな。。
トランクを開け、スペアタイアを外してカバーを取り除くと、ハイドリックポンプがある。案の定、ハイドリックオイルは空っぽであった。だから、うんともすんとも言わなかったのであろう。
このオイルを使う。純正のハイドリックオイルである。ディーラーでも購入できると思う。
その後、緊張した面持ちで運転席に座り、ソフトトップの開閉スイッチを動作する。カチカチと鳴っているがソフトトップがうんともすんとも言わない。しかし、何やら動き出したようだ。。
すると、いつのまにか前端部分のロックが解除され、苦しそうにソフトトップは折りたたまれた。いつもよりもかなりぎこちなく、時間も倍くらいかかったが、もうこれでよしとしよう。まだ、オイルが十分に回りきっていないのであろう。
その後、車をぐるりと見渡すも、左後輪の前あたりに大きな油のしみを発見する。よく調べてみると、メインのシリンダーにも漏れが見つかった可能性が極めて高い。
とりあえず、原因を特定し、部品を調達せねばならない。。