さて、、、私のCL 600ですが、昨年からずっとエンジン不調に悩まされていました。
具体的には、このような症状が発生しました。
①アイドリング時にメーターが1000回転のところを指す。最初はメーターの故障かと誤認
②80㎞あたりで振動が発生
③60kmくらいで失速
④はっきりとパワー不足を感じる
⑤信号時のエンジンの突然のストール
もうこれは、典型的なイグニッションコイルの不具合の症状でしょう。W220 215のV12の最大のリスクはこのイグニッションコイルとABCサスペンションの不具合ですが、これがW220の不人気の原因の一つでしょう。
イグニッションコイルはディーラーで純正部品を購入すると、左右で50万円、それに工賃が加わります。さらに、プラグの全交換を勧められたり、ボルテージコンバーターの交換も行う場合もあります。これらをすべて行えば総額で100万円コース。これは、常識的には許容範囲を超えております。
しかしながら、イグニッションコイルについては、全国にリペアを行う業者さんがわずかに存在し、リーズナブルな料金でオーバーホールを行っています。今回は、阪神マイカーランドの奥崎工場長と相談して、リペアニーズという会社に依頼することになりました。
三月の中旬に入庫してから、およそ1週間でイグニッションコイルのオーバーホールが完了し、引き取った帰りに、やはりあの症状が発生し、再度入庫する羽目になりました。
奥崎工場長からの連絡では、左右のうちの片方が完全に治っていなかった事がわかり、リペアニーズに戻し、再度オーホールのやり直しを依頼しました。しかし、ここからまさかの事が発生します。それは、私のイグニッションコイルが、もう修理不可能な位に劣化していたので、ベースにな
る新たな中古イグニッションコイルを元に、再度オーバーホールしてもらうことになったのです。しかし、そのような部品はなかなか流通しておらず、なんと解決まで3か月の時間を要したのです。
さて、4ヶ月ぶりのCL体験は、やはりほれぼれするぐらい素晴らしいものでした。完調なエンジン、素晴らしい足まわり、完璧な室内空間、これら全てが統一され、一切のワザとらしい演出が無い。
まさに、私が追い求めていた世界がここにあります。この世界を味わったら、もう他の車には乗れなくなりそうで、、、、
主に欧州のV12やV8の大排気量の中古車を、今までの常識や定説にとらわれず、独自の視点で車を選び、整備、お店との付き合い方、、、などを記録していきたいと思います。 お気軽に、コメントを頂けると嬉しいです。。
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2016年8月21日日曜日
またしてもE66 760Liを導入しました!!
久し振りの更新になります。
更新をさぼっていた理由としては、やはりこのスマホ時代に、このようなヘビーなブログはなかなか更新しにくいことでしょう。
世の中、SNS全盛時代、TwitterやFacebookなどカジュアルなコミュニケーションが主流の中、自分の考えを滔々と述べるというのも、なかなか時代遅れな感があります。しかし、あえて時代の流れに逆行するのが、このブログのモットーであります。
前回の更新から、数か月経ちましたが、私の自動車生活にも大きな変化がありましたので、追ってご紹介していきたいと思います。
さて、ついつい業者オークションの相場を見ていたら、なんと 私の大好物のE66 760Li 2003年式 走行 2.1万キロ 左ハンドル 外装 チタニウムシルバー 内装 黒レザーを発見し、思わず購入してしまいました。
さて、これは売り物にはせずに自分ようにしようかと思案しています。ということは、W215かW140クーペを放出すべきか、
納車は、8/11(木)山の日の朝の9時半に納車されました。久し振りにみる760Liはやっぱり大きいですね。
この日も、猛暑日で午前中から35度近くまで気温が上がり、とても屋外作業が出来る様な日ではありませんでしたが、汚い中古車を見ると綺麗にしたくなる衝動には勝てず、朝の十時から一気に作業に入りました。
まずは、ボディの洗車を入念に行い、積年の汚れを洗い落とします。
特にトランクのかみ合わせの部分、フロントのドアからサイドシルのあたり、エンジンルームの縁、バルクヘッド回りの樹脂部分など、、、、馬毛のブラシで根気よく洗います。
この車は、低走行の極上車ですが、前オーナーはあまり見た目には気を使わない方だったようで、アルミホイールは見たことがないくらい、ブレーキダストで真っ黒になっていました。
このような、汚れには市販のホイールクリーナーなど全く効き目がありません。そこで、プロ仕様のケミカルを使用することにしました。といっても、車屋が使うものではありません。
ペンギンワックス ハイダイヤクリン 4L
この薬剤は、主に床などの清掃に使うものですが、アルミホイールの汚れには強烈に効果があります。バケツに適量入れて50倍くらいに希釈してから、洗車ブラシで優しく洗うと、あっという間に汚れが落ちます。市販のクリーナーは酸性のものが多いですが、これはアルカリ性です。
さて、その後鉄粉をとるために、トラップ粘土でボディをくまなくこすりイ、次には先ほどのペンギンクリーナーを希釈したものをボディを洗うとつるつるになります。
次に、本格的なシングルポリッシャーでコンパウンドを変えて2回研磨しました。
一回目は、3Mのダイナマイトカット 表面がかなり劣化していた時には思い切って羊毛バフを使用します。二回目は、同じく3Mのスパコン・ダークを選びます。バフも当然仕上げ用を使います。
ポリッシャーによる研磨は、最初はハードルが高いですが、失敗を恐れずにチャレンジした結果、今ではほとんど失敗しないレベルにはなりました。当然、プロには勝てませんが、中古車のボディを研磨し、コーティングの下地作り程度のことは出来るようになりました。そのあと、アクアドロップにてコーティングを行うと、結構綺麗になりました。
次に、いつものように、内装をスチームクリーナーとクイックブライトでクリーニングし、長年の汚れを一掃します。この作業も、留意点がいくつかあり、特に760Liの前期型に使用されているレザーはかなりデリケートですので、スチームもクイックブライトによる洗浄もソフトに行わないといけません。
さて、本日、ガレージ・ヨリタカさんに入庫させて、気になる点をすべてチェックしていただき、修理することにしました。
①この車は、購入した時から、エンジン・チェックの警告灯が点いていましたが、多分O2センサーの異常ではないかとのことです。よくあるマイナートラブルだと思います。
②次に、電装系チェックを行います。納車した直後、チェックしてみたら、温風ばかりが吹き出してなかなか冷えずに焦りました。これは、E61 525ツーリングワゴンでも同じような症状が発生しました。ヨリタカ社長によると、「長期間動かしていなかった車は、ヒーターバルブが固着している可能性があり、温風が出っ放しになっている可能性がある。使用しているうちに、それが治ることもある」とのご指摘を頂きました。
③外装の擦り傷。ヨリタカさん経由で見積もりをお願いすることにしました。
更新をさぼっていた理由としては、やはりこのスマホ時代に、このようなヘビーなブログはなかなか更新しにくいことでしょう。
世の中、SNS全盛時代、TwitterやFacebookなどカジュアルなコミュニケーションが主流の中、自分の考えを滔々と述べるというのも、なかなか時代遅れな感があります。しかし、あえて時代の流れに逆行するのが、このブログのモットーであります。
前回の更新から、数か月経ちましたが、私の自動車生活にも大きな変化がありましたので、追ってご紹介していきたいと思います。
さて、ついつい業者オークションの相場を見ていたら、なんと 私の大好物のE66 760Li 2003年式 走行 2.1万キロ 左ハンドル 外装 チタニウムシルバー 内装 黒レザーを発見し、思わず購入してしまいました。
さて、これは売り物にはせずに自分ようにしようかと思案しています。ということは、W215かW140クーペを放出すべきか、
納車は、8/11(木)山の日の朝の9時半に納車されました。久し振りにみる760Liはやっぱり大きいですね。
この日も、猛暑日で午前中から35度近くまで気温が上がり、とても屋外作業が出来る様な日ではありませんでしたが、汚い中古車を見ると綺麗にしたくなる衝動には勝てず、朝の十時から一気に作業に入りました。
まずは、ボディの洗車を入念に行い、積年の汚れを洗い落とします。
特にトランクのかみ合わせの部分、フロントのドアからサイドシルのあたり、エンジンルームの縁、バルクヘッド回りの樹脂部分など、、、、馬毛のブラシで根気よく洗います。
この車は、低走行の極上車ですが、前オーナーはあまり見た目には気を使わない方だったようで、アルミホイールは見たことがないくらい、ブレーキダストで真っ黒になっていました。
このような、汚れには市販のホイールクリーナーなど全く効き目がありません。そこで、プロ仕様のケミカルを使用することにしました。といっても、車屋が使うものではありません。
ペンギンワックス ハイダイヤクリン 4L
この薬剤は、主に床などの清掃に使うものですが、アルミホイールの汚れには強烈に効果があります。バケツに適量入れて50倍くらいに希釈してから、洗車ブラシで優しく洗うと、あっという間に汚れが落ちます。市販のクリーナーは酸性のものが多いですが、これはアルカリ性です。
さて、その後鉄粉をとるために、トラップ粘土でボディをくまなくこすりイ、次には先ほどのペンギンクリーナーを希釈したものをボディを洗うとつるつるになります。
次に、本格的なシングルポリッシャーでコンパウンドを変えて2回研磨しました。
一回目は、3Mのダイナマイトカット 表面がかなり劣化していた時には思い切って羊毛バフを使用します。二回目は、同じく3Mのスパコン・ダークを選びます。バフも当然仕上げ用を使います。
ポリッシャーによる研磨は、最初はハードルが高いですが、失敗を恐れずにチャレンジした結果、今ではほとんど失敗しないレベルにはなりました。当然、プロには勝てませんが、中古車のボディを研磨し、コーティングの下地作り程度のことは出来るようになりました。そのあと、アクアドロップにてコーティングを行うと、結構綺麗になりました。
次に、いつものように、内装をスチームクリーナーとクイックブライトでクリーニングし、長年の汚れを一掃します。この作業も、留意点がいくつかあり、特に760Liの前期型に使用されているレザーはかなりデリケートですので、スチームもクイックブライトによる洗浄もソフトに行わないといけません。
さて、本日、ガレージ・ヨリタカさんに入庫させて、気になる点をすべてチェックしていただき、修理することにしました。
①この車は、購入した時から、エンジン・チェックの警告灯が点いていましたが、多分O2センサーの異常ではないかとのことです。よくあるマイナートラブルだと思います。
②次に、電装系チェックを行います。納車した直後、チェックしてみたら、温風ばかりが吹き出してなかなか冷えずに焦りました。これは、E61 525ツーリングワゴンでも同じような症状が発生しました。ヨリタカ社長によると、「長期間動かしていなかった車は、ヒーターバルブが固着している可能性があり、温風が出っ放しになっている可能性がある。使用しているうちに、それが治ることもある」とのご指摘を頂きました。
③外装の擦り傷。ヨリタカさん経由で見積もりをお願いすることにしました。
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