ベントレー AVナビをカロッツェリアのサイバーナビに交換する

各部のコンディションは全て一通りメンテナンスも完了し、後はナンバーを取得するだけになった弁トレー二号機である。ご覧の通り、ボディの塗装の状態もすこぶる良い。

 今回は、既設のAVナビ、富士通のAVN 078HDMrk2を撤去し、カロッツェリアのサイバーナビに交換し、スピーカーシステムも全て見直し、アンプの増設、配線関係すべて交換、ドアのデッドﾆﾝグのやり直しという、なかなかの大仕事である。

　　トランクから、フロントのダッシュボード近くへの配線は、かなり大変である。内装一式全てばらしてしまえば話は早いのだろうが、そう簡単に内装を全バラシなど出来ない。もし、SZ系の配線に挑戦しようと考えておられる方の為に、いくつかのヒントをご紹介する。

まず、トランクから配線を通す場所は左右で二箇所あり、ひとつはバッテリーのキルスイッチのあたり。非常に込み入っているので、エーモンの配線通しが絶対に必要。サイバーナビは、配線が多く、かつ太いので、作業的にはなかなか大変である。

リアシートをはずしたら、こんな状態になる。このわずかな隙間しか、ケーブルを通す穴は無い。

ケーブル関係は、結束バンドでこのように固定しておこう。

サイドシルを飾る鍍金のプレートを螺子をはずして、この下にケーブル関係をしまう。保護の為に蛇腹のケーブルカバーを使用することも忘れない。