300さんとのオフ会の翌週、Satoru師に会うため、出雲まで往復800kmの旅にW140クーペで行って来ました。
高速道路でのW140クーペは、深いストロークを許すサスペンション、これこそが精密機械というステアリング、絶対的なパワーは無いもの、緻密に回るV8エンジン、最新の無段変速のようなスムーズさは無いものの、気持ちよく変速していくトランスミッション、
例の如く、アクセルには遊びがあり、ステアリングのフィーリングも鈍感ですが、これはベンツ一流の流儀である事は、私如きが申し上げるまでも無い事。
20年以上前の車が、今もなお一流の実用性と味わいを持っている事に改めて驚きました。
さて、Satoru師との再会、最初に乗せて頂いたのは、E66 760Liです。
あいにくエアコンが不調でしたが、エンジンとATFの交換の効果で、トコロテンのように押し出される加速は、病み付きになりそうです。
ご存知出雲大社です。
出雲のスターバックスです。内装も独特ですよ。
次に、真打 ダイムラーダブルシックスの御登場。元はダン氏から譲渡されたセンテナリーで、内装の趣味の良さに惚れ惚れしました。では、出雲から松江の足立美術館まで、高速を含めたロ
ングドライブに出発。
Satoru師は、『足回りを変えてから3万キロ走ったので、かなりヤレがあり、段差を超えた時には、衝撃が有る』とのことでしたが、綺麗な路面を静々と品よく走ると、非常に気分が良く、全てが旧世代の車らしい、良い意味で緩い感じが、ハマる人にはタマランチ会長だと思いました。
satoru師は、わんこさんのDD6に私が試乗した事をご存知で、話の流れで個体差の事について話が弾みました。
Satoru師のDD6は、元はDさんのマジェスティック。わんこさんのDD6は、元は私の車。Satoru氏曰く「多分私の車の方が、フィーリングはゆったりしているのでは」との事。私の中で、DD6のベンチマークが無いために、確信はありませんが、、
好調に保つには、かなりの費用と、本当の原因を的確に捜し当てる力を持つ専門家(必ずしも専門店でなくとも良い)が必要ですから、維持するには中々の覚悟が要ると感じました。
さて、横山大観を鑑賞していたらはや夕刻。ここでSatoru師と再会を誓ってお別れしました。
出雲からの復路も、W140は、相変わらずの鷹揚な走りで、運転中もDVDでアメリカドラマを見ていたら、四時間のドライブもあっと言う間でしたね~。
一泊二日の旅行でしたが、三台のセダンを乗り比べ、出雲観光も楽しめた充実した独り旅でした。
学園の皆様、関西方面にお越しの際には、是非ともお声をかけて下さいね~~