今回の初期化整備は、近所の日産ディーラーにお願いして、オイル交換とATフルードと冷却水の交換をお願いしが、やはり原則的には国産車しか対応できないようで、オイル交換以外は断られてしまった。そこで、いつもの粘り腰でエアコンのガス漏れ対策として、リーク剤の注入をお願いした。
この商品は、ストップリークとして名称で売られいます。楽天で16000円くらいでしたね。過去に、ベントレーの1号機、600SL、164Q4、を同様の手法で修理しているが、その際にはR12からR134へのレトロフィットも併せて行っており、低費用で完治した。当商品は、ノンポリマーといううたい文句で、エキパンもリキタンもそのまま使えるようです。これで治るならば、こんなラッキーなことは無い。
作業そのものは、まずは真空引きを行い、その後にエアコンホースから、専用のアタッチメントを使って、リーク剤を注入します。急な圧力の低下も無く、おおきなリークもないようだと安心もつかの間、さっきまで動いていたブロアモーターがなぜか不動状態になり、そこで作業は終了。
さて、問題は、ブロアモーターもしくは、そのスイッチ関係だと判断し、いつもの阪神マイカーランドさんの工場まで搬送中になんとエアコンから風が出ている事に気づき、一安心。そこで、ATフルードと冷却水の交換、ブレーキ・アキュムレーターの交換をお願いすることになりました。
そして、燃料のプレッシャーレギュレーターの故障が見つかり、部品の価格をお聞きすると「6万くらいです」とのことなので、部品持込でお願いしたところ快諾を頂きました。
預けておいた間に、工場長に、エアコンのガス漏れチェックをして頂きました。なんと!!ガスは殆ど抜けており、リークテスターにて探ったところ、低圧ホース側から激しい反応があったとのこと。
そこで、このホースを外して頂き、愛知にある専門業者 「スギタ ラジエターワークス」さんに送ることにしました。
奥崎工場長、作業が丁寧かつ早い早い。
早すぎて、写真ではぶれております。
外した部品がこれ。そういえば、1号機も同じようにホースが壊れたなあ。
ちなみに、今回の整備費用は極めてリーズナブルでした。
ブレーキアキュムレーター左右交換 24000 (部品持込)
クーラント交換 6000 5340
ATF交換 8000 10500
フューエルプレッシャーレギュレーター交換 6000 (部品持込)
※二台のベントレーのシートコンピューターと、2号機のエアコン高圧ホースの取り外しは、サービスでやって頂きました。感謝!!!この作業を奥崎工場長は、これをたったの一時間で全て完了。
もし、自分でやったなら、試行錯誤の上、とんでもなく時間がかかるだけでしょう。
よきメカニックとの出会いは、クルマ人生を豊かにしてくれますね。DIY整備も楽しいですが、やはりクルマはプロがきちんと診断して、高い技術で直すのが一番です。調子の悪い状態でだましだまし乗るのが一番もったいないなあと思う今日この頃です。。
2 件のコメント:
もはや日本の夏は亜熱帯。昼間の外出は車以外では危険なレベルですね。先日、蓼科へ遠出した際に渋滞の中央高速でEクーペのエアコンが突然死して、大変に往生しました。ブロアファン不調の診断で、ブロアモーター交換で治癒と言う事でしたが、本日は東京湾アクアラインの海底トンネル内で再発。これには参りました。
幸い、帰路では再始動後のエアコンが自然治癒して復活。汗をかかずに済んだのですが、突然の停止と自然治癒を繰り返すエアコントラブルは困ります。なんらかの原因による電圧低下の状況下でソフトウエアの命令が働いて、優先順位の低いエアコンを休止してるんじゃないだろうか〜と心配しています。ジェネレーターとかバッテリーも怪しいのかな。結局、そのままディーラーへ預けて、代車のCクラスセダンを借りて帰って来ました。面倒くさい事になってます。どうも最近のエレキ満載の車の不定愁訴系トラブルはややこしい感じですね。
それにしても暑い。日本の夏は消防と警察以外の社会活動は「お休み」がベターなのではないか〜と思い始めています。
そうなんですか。現行のベンツでもエアコンのトラブルが発生するのですね。。
こういう症状はトラブルシューティングも厄介で、心が離れていきますよね。。
当方の2号機ベントレーの高圧ホースは、愛知県の職人にリペアに出しましたら、ホース交換、アタッチメントの交換、ロウ付けで13000円という格安のお値段でした。
ちなみに、コーンズ価格は13万円ですよ。
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