2011年9月19日月曜日

ユーノス・ロードスターVスペシャル 全塗装 Part3


まだ、仕上げ前の状態です。ここから、再度塗装の肌のチェックを行い、最後の修正します。近年の補修用の塗料の品質の向上は目覚しく、二液性ウレタン全盛の時代ですので、高温で焼く必要もありません。

綺麗ですね。
小さい、傷や凹みは完全になくなりました。
まだ仕上げ前なので、埃だらけですが、仕上がりは上々ですね。
今回は、ホイールも塗装をお願いしました。

ユーノス・ロードスターVスペシャル 全塗装 Part2

ユーノス・ロードスターの全塗装の作業工程は、工場のホームページにて紹介されていたので、ここにその写真を転載します。http://toriikuruma.com/sonota/sonotalink/paint2/paint2.htm  しかし、、作業が早いなあ。。

今回の御様の御依頼は純正色の全塗装です、全部剥がすまでは在りませんが かなり塗装が痛んだ状態です。
凸凹部は板金し塗装の痛みが激しい部分を修正致します。
小さなエクボも注意深くチェックしていきます。


外した部品はそれぞれ板金しパテを拾っていきます。

板金作業終了後各部パテを拾っていきます。

この状態から手作業でパテを形成し本来の形に整形いたします。

パテ形成が終わり、ペーパ作業も終了この状態からサフェーサーを塗装致します。

サフェーサー塗装終了です、いつもは1液性のサフェーサーを使用しますが 今回は下地の痛みが酷いので2液のサフェーサーを使用致しました 割高に成りますが 耐久性も仕上がりも差が出ます。

サフェーサー塗装後そのまま紙を剥がさずに塗装をする工場が多いようですが 当店では一度全部紙を剥がします それによって余計なサフェーサーのミスト等を軽減できます。

再度紙を張りいよいよ塗装作業です今回は2コートソリット塗装です。

塗装終了です なかなかの仕上がりですが之からが大変 現時点ではここまでの作業ですが 之から磨き作業.部品組み付け等で2~3日かかります。御客様には御不便をお掛け致しますが もう少々お待ち下さい。
全塗装は大変ですね。。

ユーノス・ロードスターVスペシャル 全塗装 Part1


ロードスターを預けてから、一週間後、再び工場を訪れたら、もうこんな状態にまでなっていました。
バンパーも全て取り外して、細かい傷やへこみは全て修繕します。
トランクやボンネットは全てはずして塗装するそうです。
バンパーの真ん中のナンバーの収まる部分です。ここも丁寧に傷を取り除く作業を行います。
ミラーなどの小さい部品も全て分解してから塗装になります。

ユーノス・ロードスターVスペシャル 内装部品のクリーニング

預けてから一週間後に工場に状況を見にいった帰り、内装部品を預かって帰りました。自宅でクイックブライトで汚れを一掃したいと思います。
スピーカーも左右ともこの状態。およそ二十年前のオープンカーであることを考えると仕様が無いのかも、、、しかしSLはまったく問題ないんですね
ご覧のとおり、手垢がこびりついています。前オーナーは、あんまり気にしないタイプの方だったんでしょう。
洗えばこのとおり、ほぼ新品状態にまで戻ります。スチームを使えば、完璧に落ちます。

初代のユーノスの内装はこんな感じ。。当時のコスト意識とレトロなデザインの妥協案なのでしょう。

2011年9月3日土曜日

特選の南高梅で梅酒を8リットル瓶に三つ漬ける


6月の上旬に和歌山の農家から特選の南高梅を10kg購入した。サイズも一番大きいもので、だいだいスモモくらいのサイズである。梅酒や梅干には、やはり大きい梅のほうが良いと聞く。今回は、やや熟した梅を購入したので箱を開けたときの香りがすごい。

まず、水洗い。そしてへたをとる作業があるが、10kgを一人で行うのはかなり大変。
見事な梅でしょう。これは完熟しているうめですが、梅酒には青梅のほうが良い。すこし完熟した梅を入れると風味がぐっと良くなる。そして、これを冷凍庫にて一日冷凍する。
八リットルビンに、青梅2.5kg、氷サトウ1.5kg、焼酎(35度以上)、ブランデー、ウイスキーをそれぞれ4リットル入れます。

今回は、NIKKAのVSO、ピュアモルト、大五郎(35度)を使用しました。
梅を冷凍すると聞いて、はじめは半信半疑でしたが、一ヵ月半くらい留守にしている間、あんなに大きかった青梅は、なんと種だけを残してほとんど縮んでいました。それだけ梅のエキスを抽出したということです。
まだ早いと知りつつ、飲んでみました。まだ熟成には程遠いですが、市販のものよりは数段深みのある味がします。氷砂糖をすこし減らしたので、甘すぎないのもいいかも。

BMW745iA 落札できず(涙)

先日、暇つぶしに業者オークションの出品情報を見ていたら、なんとE23の745iAが出品されているではないか。
しかも、87年の最終モデルでワンオーナーのどノーマル車。ユーザー買取車とのことだが、この手の車が業者オークションに出てくるということが珍しい。買取に出したオーナーも、出品している車屋さんもこの車の希少価値を分っているのだろうか?


本日、入札日だったのだが、、残念ながら買えませんでした。落札価格は、私の予想の二倍以上でした。。

ちなみに6年前に私が完璧にメンテした745iAをヤフオクで売却した価格の2倍くらいだ。

うーむ。。次に出てくる車があれば、少々高くても手に入れなければ、、、

ユーノス・ロードスターVスペシャル 再生計画

北海道の道路は信号のないまっすぐの一本道が多く、かつ平均速度が速いので、運転していてとても気分が良い。そこで、北海道を思う存分堪能する車として、軽量スポーツカーを入手しようと考えた。
しかし一車線の道路が多く、左ハンドル車は追い越しの際に対向車が見えないので、とてもやりづらいく、場合によっては危険ですらある。そこで、候補に挙がったのは、日本車の軽量スポーツカーの名車との誉れ高いホンダのビートとマツダのユーノス・ロードスターである。
私はかつてビートを12年前に二年ほど保有し、ファーストカーとして使用した経験がある。その特異なコンセプトと美しいデザインは現在でも熱狂的なファンが多く存在し、中古車価格も高値安定している。しかし、ビートはどちらかというとシティ・コミューターというべき車であり、北海道の道路状況を考えるとやや非力な印象である。そこで、今回入手したのは、マツダの誇るユーノス・ロードスターである。
いつものごとく、現車の確認もせずにメールだけの取引であったが、購入の決め手になったのは、走行距離が24000kmというコンディションと前オーナーが埼玉のマツダのディーラーであり、出所には問題ないと判断したからである。廉価な国産車であるし、マツダのディーラーも近くにあるので、程度に関しては少々の難は気にしないことにした。
9/1(金)の午後に釧路に到着。想像通り、外装は中の下レベル。当然、全塗装を行う。純正色はネオグリーン。ソリッドにクリアコート。
現在の自動車用の塗料は二液性のウレタン塗料が主流である。その品質は、20年前とは比較にならないくらい向上しているので、仕上がりには期待しています!!!
作業は、釧路で多くのディーラーからの仕事を請け負う、ボディーサービス・トリイにてお願いする。バンパー、ボンネット、ドア内張り、トランク、幌などをずべて脱着し、細かな板金、修正や、アルミホイールも塗装して、コミコミで14万円(消費税別)は、かなりリーズナブルなお値段だ。
先日も、ベントレーのフロントのリップスポイラー(FRP補修 再塗装)、リアのバンパー下の5cm程度の凹みの板金塗装、フロントドアのキャッチの調整、各部のタッチペイント、コミコミで25000円(消費税別)という破格のサービスであった。
当然仕上がりは文句ないレベル。
雨が降っているので、そこそこ艶があるように見えますが、塗装は完全に終わっています。
前オーナーの使い方が想像できますが、、かなり汚い。会社でもいますが、机の中とかとんでもなく汚い人って、、、そういうのあんまり気にしないんでしょうね。。
ロードスターの利点として、初期型のNA型のオーナーがもっとも多く、みんからや個人のHPなどでありとあらゆるDIYの情報が入手出来たり、様々なムック本が出版されているので、いじりやすいことであろう。
写真では、そこそこ綺麗に見えますが、かなり汚い。すべてバラして、クイックブライトで完全に洗浄して再組み付けする予定です。ベンツだとばらすこと自体が大変ですから。。。
CDが壊れていたり、スピーカーも寿命のようだが、、交換も簡単なのがうれしいね。。
作業終了と同時に車検取得であるが、タイアをはじめ消耗品関係は全てリフレッシュしてみるつもりです。。。

2011年9月1日木曜日

北海道での生活が始まりました

このブログを更新するのは、ほぼ三ヶ月ぶりになる。今まで、さほど頻繁に更新していたわけではなかったが、それは他の事が忙しかったり、車に興味が薄れていたり、、特に書くことがなかったり、、、

というようなよくある話なのであるが、、

今回は、わが人生においても、大きな変化がありました。北海道、それも釧路に転勤になったのです。

6月の下旬からこちらで一ヶ月以上、単身ホテル住まいをした後、新しい家探し、横浜の家の引き払い、引越し、不動産業者との交渉、精算などを済ませ、荷物がこちらに届いたのが、8月の半ばであります。

一人で荷解きするのは時間がかかり、パソコンが開通したのは8月の第三週のことでした。

当然、車も6台全てこちらに持ってきました。業者に任せているとはいえ、これだけの作業はかなり大変でした。。しばらくは、車のことを考えるのすら、嫌になっていました。

しかし、ようやくこちらでの仕事や生活が軌道に乗り出して、かつ道路環境が最高という北海道で、再びエンスー道を歩いていこうと思ったのであります。

現在、メインはセルシオと500SLを使用しておりますが、これから、まだいくつかの極上化プロジェクトを進行させていきますので、ご興味のある方は、ぜひとも注目していてください。

では、北海道の写真をお楽しみください。


ヘイゼル・クラウス・マナーという英国式のマナーハウスを模したホテルの中にある厩舎。なんだか外国のようですね。
7月から、根室産の蟹が水揚げされます。
和商市場にて撮影。
市場の中のすし屋。結構おいしい。
中標津にある、養老牛温泉の「だいいち」にて。いいお湯です。
これが、ミシュランのグリーンガイドでも三ツ星をつけられた摩周湖です。本当に感動します。
屈斜路湖半。静かでいい眺めですよ。
屈斜路湖を展望台から。
これが湿原です。写真で見るよりもはるかに迫力があります。

ヘイゼルクラウスマナーに行きました。一回行ったら、もういいや。。