大前氏は東関東大震災の二日後の3/13の時点でここまでの状況把握をしている。
また、3/27の時点で、暗礁に乗り上げた現在の状況を正確に予想している。これには驚嘆するしかない。
日本の大新聞、大手テレビ局の取材力の無さには今更驚く事は無いが、、お上にぶら下がり、安易な官製報道をするわりには、常に政治家をバッシングし、庶民の人気を狙うあざとさ、、にはあきれる。
しかし実のところ、庶民などは心の底から見下しており、そのくせスポンサーには頭が上がらない。政治の無能さを嗤う前に、おのれの足元を見直すべきではないであろうか?
このたびの震災の報道で大手マスコミが事実報道、世論形成、権力への監視という本来の役割を果たす力が無いことがはっきりした。
私たちに出来ること 「TVの電源を切る事である」節電にもなるし一石二鳥だ。
また大前氏は、この大災害への対処とは別の大きな問題として、日本経済もメルトダウン寸前の危機的状況にあると警告している。内外の識者は「日本は必ず復活する」と言うが、現実はそんなに甘いものではない。これから、我々日本人が受け入れないといけない様々な試練や負担は、政治家をはじめ誰もがいまだ口にしてはいない。
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