北海道の道路は信号のないまっすぐの一本道が多く、かつ平均速度が速いので、運転していてとても気分が良い。そこで、北海道を思う存分堪能する車として、軽量スポーツカーを入手しようと考えた。
しかし一車線の道路が多く、左ハンドル車は追い越しの際に対向車が見えないので、とてもやりづらいく、場合によっては危険ですらある。そこで、候補に挙がったのは、日本車の軽量スポーツカーの名車との誉れ高いホンダのビートとマツダのユーノス・ロードスターである。
私はかつてビートを12年前に二年ほど保有し、ファーストカーとして使用した経験がある。その特異なコンセプトと美しいデザインは現在でも熱狂的なファンが多く存在し、中古車価格も高値安定している。しかし、ビートはどちらかというとシティ・コミューターというべき車であり、北海道の道路状況を考えるとやや非力な印象である。そこで、今回入手したのは、マツダの誇るユーノス・ロードスターである。
いつものごとく、現車の確認もせずにメールだけの取引であったが、購入の決め手になったのは、走行距離が24000kmというコンディションと前オーナーが埼玉のマツダのディーラーであり、出所には問題ないと判断したからである。廉価な国産車であるし、マツダのディーラーも近くにあるので、程度に関しては少々の難は気にしないことにした。
9/1(金)の午後に釧路に到着。想像通り、外装は中の下レベル。当然、全塗装を行う。純正色はネオグリーン。ソリッドにクリアコート。
現在の自動車用の塗料は二液性のウレタン塗料が主流である。その品質は、20年前とは比較にならないくらい向上しているので、仕上がりには期待しています!!!
作業は、釧路で多くのディーラーからの仕事を請け負う、ボディーサービス・トリイにてお願いする。バンパー、ボンネット、ドア内張り、トランク、幌などをずべて脱着し、細かな板金、修正や、アルミホイールも塗装して、コミコミで14万円(消費税別)は、かなりリーズナブルなお値段だ。
先日も、ベントレーのフロントのリップスポイラー(FRP補修 再塗装)、リアのバンパー下の5cm程度の凹みの板金塗装、フロントドアのキャッチの調整、各部のタッチペイント、コミコミで25000円(消費税別)という破格のサービスであった。
当然仕上がりは文句ないレベル。
雨が降っているので、そこそこ艶があるように見えますが、塗装は完全に終わっています。
前オーナーの使い方が想像できますが、、かなり汚い。会社でもいますが、机の中とかとんでもなく汚い人って、、、そういうのあんまり気にしないんでしょうね。。
ロードスターの利点として、初期型のNA型のオーナーがもっとも多く、みんからや個人のHPなどでありとあらゆるDIYの情報が入手出来たり、様々なムック本が出版されているので、いじりやすいことであろう。
写真では、そこそこ綺麗に見えますが、かなり汚い。すべてバラして、クイックブライトで完全に洗浄して再組み付けする予定です。ベンツだとばらすこと自体が大変ですから。。。
CDが壊れていたり、スピーカーも寿命のようだが、、交換も簡単なのがうれしいね。。
作業終了と同時に車検取得であるが、タイアをはじめ消耗品関係は全てリフレッシュしてみるつもりです。。。