あまりにも暑いので、DIY整備はしばしのお預けで、週末は房総半島などにドライブしたりしています。
一時は治っていた、600SELのオートマも、また異常が出たりして、検討課題はまたしても増え続けるのでありました。
クルマの修理代等に比べれば、パソコンやテレビ、HDDレコーダーなどの値段などは、大バーゲンともいえるもので、今はHDD容量が2TBのDVDプレイヤーが、5万円台で売られている。しかも、外付けHDDも接続できるのそうだ。
クルマに、際限なくコストを投入するよりも、2年に一回、PCや解像度の高いテレビを買い替えたりするほうが、はるかに満足度は高いのではないだろうか???なんて思ってしまう、今日この頃ではある。。
750の天井張替も、一時中止しており、164Q4は、6/14にようやく部品が工場に届いたとのことで、その後はまだ連絡がない。という事で、何のネタもないので、、お勧めの本でを紹介します。
もう困らない!ちょっと旧い輸入車生活―'80~'90s輸入車ユーザー66車種3000人の本音 (別冊CG)
日本では、「ちょっと旧い輸入車」の価格は、諸外国と比べてかなり安い。新車時には1000万以上もした車でも、中古車になれば二束三文という状況である。その最大の理由は維持費の問題であろう。いくら安く買っても、どれだけ維持コストがかかるのかが分からないから、そのリスクが几帳面な日本人からは嫌気され、大幅にディスカウントされた価格で取引されている。しかし、見る目を変えれば、その維持コストさえ節約できれば、「ちょっと旧い輸入車」に乗る事は、なかなか魅力的な選択であろう。
しかし、雑誌は新車時のインプレッションを紹介しても、その維持コストを教えてはくれない。輸入車雑誌の草分けであるCGには、「長期テスト」と呼ばれる、社用車として購入して、取材に社員のプライベートカーとして酷使して、その実際の維持コストを詳細にレポートする企画があった。またUCGなどで、ネットを通じて、全国の多くのモニターから寄せられる様々なトラブル情報を収集してきた。
この本は、全国のオーナーからの口コミという形で、人気モデルのトラブル事例やその対症法、修理コストを中心に編集されている。多くの雑誌がメーカー側、広告主側にたった誌面を十年一日のごとく繰り返しているのに対して、消費者目線で作られた良心的なムックではないかと思う。
ただ、個人的な意見を言えば、ここで公開されているトラブル事例と、その修理コストや部品代はあくまでも、正規ディーラーでの料金であり、OEM部品の普及と内外価格差の是正で、維持コストは一昔とはくらべようもないくらいにリーズナブルになっている。
オーナーの口コミも、外車オーナーによく見受けられる「修理自慢」のようなトーンが強く、このあたりも「ちょっと旧い」印象が否めなかった。
すでに旧い輸入車を所有している人には、同人誌的な楽しみも味わえるし、他のモデルのトラブル&メンテナンス情報を覗き見するのも、なかなか面白いものである。
いずれにせよ、老舗の自動車専門誌ならではの意欲的な企画であり、車好きの心をくすぐる内容なので、一冊持っておいても損はないだろう。